妄想力の強さは現実に勝てるのだろうか?

群馬県立館林美術館へ『山名文夫とアール・デコ ―資生堂スタイルの確立者―』展を観に行ってきました。

アール・デコ それはアール君の妹……と言いたくて仕方ないのはさておいて、

資生堂の化粧品を愛用している人ってどのくらいいるのでしょうか?

私が子供の頃、家の鏡台の前にあった化粧水やクリームの広告がいくつかあって

展示された資料や広告を見ると、それはそれは夢をかきたてる素敵なデザイン、文言だったのですが、私は気づいてしまいました。

香りがきつくて好きじゃなかった(T_T)/ルルルー

プラスチックの凝ったデザインの入れ物は汚れてちっとも美しくなかった(T_T)/ルルルルルー 

(ただし、それは私の実家の話で、世の中の女性は夢と希望を見出したに違いない)

結局、私は広告のイラストとコピーを見てどんな化粧品か妄想している方が楽しいです。

同じことを先日、和菓子の本を見た時に感じたので、つくづく自分は空想の中にいるのが好きだと感じたのでした。

たぶん、同じような人いますよね。大勢(笑)

上の画像の原画と印刷物が展示されていましたが、オレンジ色が若干くすんだほかはかなりよく再現されている気がし、ちょっと感動。

もっと、色がくすむのかと勝手に思っていました。

あと、筆記用具として、丸ペンと墨と硯があってびっくり。

モダンなイラストだから、インクで描かれているのかと思っていました。
細くて強弱のある線画はとても好きです。